2019.08.21

【女性のための育毛講座】上手な髪の乾かし方

【女性のための育毛講座】上手な髪の乾かし方

濡れた髪はキューティクルが傷つきやすいので、髪を健康に保つには、洗髪後はなるべく早く乾かすことが重要です。ポイントはドライヤーの使い方と選び方。洗髪回数が多い夏こそ、上手な髪の乾かし方をマスターしましょう。

洗髪後はしっかりタオルドライ

洗髪後、吸湿性の良い乾いたタオルで髪全体の水気を軽く拭き取ります。その後、タオルで髪の毛をはさみ、軽く抑えるようにして、しっかり水分を吸い取ります。この時、タオルで髪をこすらないよう注意しましょう。

ドライヤーは20cmほど離す

指を使って髪の根元に風を入れながら、毛の流れに沿って乾かします。近距離から温風を髪に当てると、髪内部のダメージにつながるので、ドライヤーは15~20cmほど離して使いましょう。

ドライヤーを左右に振りながら乾かす

熱風が長時間1か所に集中しないように、ドライヤーは左右に振りながら乾かしましょう。温風と冷風を交互にあてて乾かすのも良いでしょう。

ドライヤー選び3つのポイント

①風量が強い

短時間で乾かせるよう、吹き出し口が大きく、風量の強いものを選びましょう。風量の目安は1,000w~1,200w程度です。ちなみに、ワット数が同じでもメーカーによって風量が異なるので、購入する際はお店で聞いてみると良いでしょう。

②マイナスイオンや微粒子イオンが出る

髪の水分保持力を高め、パサつきや熱によるダメージを防ぐので、髪の負担が少ないといえます。

③握りやすい

左右に動かしやすいように、握りやすく腕が疲れないものを選びましょう。

 

育毛専門医 桑名博士
1954年高知県生まれ。名古屋大学医学部卒。医学博士。
シャーレ内での毛包細胞培養に成功後、各種育毛剤を開発する。皮膚科部長を務めた高知赤十字病院時代は日本でも珍しい「育毛外来」を開設。現在は桑名皮フ科院長。日本医学育毛協会理事、日本臨床毛髪学会評議員。