2019.06.26

梅雨の時季におすすめのシャンプーとは?

梅雨の時季におすすめのシャンプーとは?

湿気が多く、汗による皮脂が気になる梅雨どきは、髪や頭皮がトラブルを抱えやすくなる時期。
トラブルを防いで快適に乗り切るには、シャンプーで髪と頭皮を清潔に保つことが何より大切です。
正しいお手入れで、ジメジメ季節を快適に過ごしましょう。

髪と頭皮のトラブルには「正しいシャンプー」を

髪のトラブルを招きやすい状態とは

私たちの髪の毛には、通常11~16%の水分が含まれています。髪は空気中の水分を吸収しやすいので、髪の水分量は、大気中の水分量に比例して多くなります。

髪の水分量が多くなると、髪が膨らんで重くなったり、べたつきやうねりなどが出てセットが崩れやすくなります。特にパーマや毛染めなどで髪が傷んでいる人は、こういったトラブルに見舞われる可能性が。傷んだ髪はキューティクルが剥がれているので、そこからより多くの水分を吸収してしまうためです。

頭皮のトラブルは抜け毛の原因にも

梅雨どきは皮脂の分泌が盛んなことに加え、雨に濡れたり湿気を含んだ空気にさらされることが多くなるので、頭皮にとっても厄介な季節です。皮脂が毛穴に詰まったり、頭皮が蒸れてかゆみが出たりしがち 。このような頭皮のトラブルは抜け毛の原因になることもあるため、日ごろのヘアケアが大変重要です。

ピロクトンオラミン配合シャンプーがおすすめ

ピロクトンオラミンとは、フケ・かゆみを防ぐ効果のある有効成分で、これらの症状を抑えることにより抜け毛が減少する効果があることが分かっています。ピロクトンオラミン配合のシャンプーを週2~3回6か月間使用したところ、抜け毛の本数が16.6%減少しました。(※2002 「International Journal of Cosmetic Science」より)

洗浄力にも注目したシャンプー選びを

髪や頭皮のトラブルを防ぐには、ピロクトンオラミンのような配合成分以外に、洗浄力にも注目しましょう。髪が傷んでいる人は、できるだけ「アミノ酸系」や「ベタイン系」といった洗浄力がマイルドなシャンプーを選び、トリートメントで入念にケアしましょう。また、髪のベタつきが気になる人は、オイリーヘア 用のシャンプーがおすすめ。ただし、洗浄力が高いので、トリートメントでのケアは必ず行いましょう。

ここが肝心!シャンプー5つのポイント

髪と頭皮を清潔に保つために、正しい洗髪法をしっかり身につけましょう。汗をかきやすいこの時期は、1~2日に1回が洗髪の目安。雨に濡れた日は必ず髪を洗いましょう。

1.シャンプーの前にブラッシング

丁寧なブラッシングで汚れやセット剤などを落としやすくします。毛先から徐々に根元をとかし、ブラシを回しながら使うのがポイントです。髪を傷めないように、目の粗いブラシを使うのがいいでしょう。

2.予洗いで汚れを洗い流す

体温より少し高い38℃前後のお湯がおすすめ。頭皮まで十分にお湯をあてます。丁寧な予洗いで約60~70%の汚れを落とせます。

3.シャンプーは頭皮をもみ洗うように

シャンプーはしっかり泡立て、手をくしの状態にし、指の腹で頭皮を包み込むようにマッサージしながら、もみ洗いしましょう。

4.トリートメントは毛先中心に

洗髪後は水気を軽く取り、毛先を中心にトリートメントをつけます。2~3分放置するとトリートメント効果が高まります。

5.時間をかけてしっかりすすぐ

時間をかけて丁寧にすすぎましょう。シャンプーやトリートメントが地肌に残っていると、かゆみやフケの原因になることもあります。

 

 

 

育毛専門医 桑名博士
1954年高知県生まれ。名古屋大学医学部卒。医学博士。
シャーレ内での毛包細胞培養に成功後、各種育毛剤を開発する。皮膚科部長を務めた高知赤十字病院時代は日本でも珍しい「育毛外来」を開設。現在は桑名皮フ科院長。日本医学育毛協会理事、日本臨床毛髪学会評議員。