2020.03.18

「美しい髪」を育てる髪の栄養学

「美しい髪」を育てる髪の栄養学

私たちの体はたんぱく質でできています。髪も体の一部なので、たんぱく質の種類について知ることが、髪に良い食べ物を考えるときの基本です。髪のために特に意識して取りたい栄養を知り美しい髪を育てましょう。

アミノ酸を含む食べ物がおすすめ

髪はケラチンというたんぱく質でできており、その主成分が硫黄を含んだ「含流アミノ酸(シスチン)」です。

含流アミノ酸は体内で合成できないため、食事で積極的に補うことが大切です。青魚や白身魚、鶏卵、納豆などに多く含まれます。(※脂質が多いものなど取り過ぎには注意!)

白髪対策には甲殻類やココア

黒髪のメラニン色素をつくる成分「チロシン」は、青魚や納豆にも含まれます。チロシンは「チロシナーゼ」によりメラニン色素に変わります。

そのチロシナーゼの働きを活性化させるのに必要な微量元素の銅イオンです。銅イオンは、身近なものでは甲殻類(エビやカニ)、ココアに含まれます。

ビタミン・ミネラルなどバランスよく

三大栄養素をはじめビタミン・ミネラルも、髪の成長には欠かせない栄養素です。

しかし、こうした食べ物ばかり食べればよいわけではありません。大切なのはいろいろな食べ物からバランス良く栄養を取ること。その中で紹介したような髪に良い食べ物を取り入れていきましょう。

育毛専門医 桑名博士
1954年高知県生まれ。名古屋大学医学部卒。医学博士。
シャーレ内での毛包細胞培養に成功後、各種育毛剤を開発する。皮膚科部長を務めた高知赤十字病院時代は日本でも珍しい「育毛外来」を開設。現在は桑名皮フ科院長。日本医学育毛協会理事、日本臨床毛髪学会評議員。