2020.02.19

髪のパサつきを何とかしたい。 効果的なお手入れ方法は?

髪のパサつきを何とかしたい。 効果的なお手入れ方法は?

シャンプー後のトリートメントがおすすめ


空気が乾燥するこの時季、髪のパサつきが気になる方は多いことでしょう。

パーマやヘアカラーの繰り返しで髪が傷んでいると、剥がれたキューティクルの間から髪内部の水分が流出し、なおさら髪の乾燥がすすみます。また、洗浄力が強すぎるシャンプーの使用も、必要な油分まで奪ってしまうので髪がパサつく原因となります。

健康な毛髪は11~13%の水分を含んでいます。これより低いとパサパサで折れたり切れたりしやすくなり、そこからさらに水分が流出する悪循環に陥ってしまいます。乾燥して傷んだ髪を完全に元通りにすることはできませんが、トリートメントによって補修することは可能です。

「トリートメント」という言葉には、処置する、手当てをするという意味があります。毛髪は傷むとマイナスの電気を帯びるため、プラスの電気を持った毛髪に近い成分(アミノ酸など)を含むトリートメントを使用することで、ある程度まで回復させることができます。

ホットパックでさらに補修効果がアップ

最近では、あまり時間をおかなくても効果が得られるトリートメントも出ています。しかし、成分の特性から考えると時間をおいたり、加温したりすることでいっそう高い効果が期待できます。

トリートメントをつけた後、温タオルなどで巻いて5分ほどホットパックをすると、成分が毛髪内部まで浸透してしっとりつややかな髪に仕上がりますので、ぜひお試しください。

ただ、頭皮や髪の根元までトリートメントをつけてしまうと髪がぺたんとなりやすいのでご注意を。髪の水気をしっかり切り、中間部から毛先にかけてもみこむようにつけるのがポイントです。

【ひとくちコラム】

ノンシリコンにこだわる方へ

髪の指通りを良くしたり、つやを出すことを目的に配合される「シリコン剤」は「ジメチコン」「シクロメチコン」などの成分名で表記されます。

ノンシリコンシャンプーと同じシリーズのトリートメントにも配合されることが多いため、ノンシリコンにこだわりたい方はトリートメントの配合成分もよく確認する必要があります。

 

 

育毛専門医 桑名博士
1954年高知県生まれ。名古屋大学医学部卒。医学博士。
シャーレ内での毛包細胞培養に成功後、各種育毛剤を開発する。皮膚科部長を務めた高知赤十字病院時代は日本でも珍しい「育毛外来」を開設。現在は桑名皮フ科院長。日本医学育毛協会理事、日本臨床毛髪学会評議員。