育毛について 育毛について
育毛について

Q

生まれつき毛が少ないのですが増えてきますか?

A

頭髪の毛は胎内にいる時に決まってしまいますので増えることはありません。平均で10万本(少ない方で6~7万本、多い方で13~14万本)といわれております。

Q

毛が少なくなり、カツラ(ヴィッグ)を利用しようか考えています。育毛のためにはカツラはいいのでしょうか?

A

カツラは、頭が蒸れるので、育毛のためにはあまりいいとは言えません。ただし、カツラを付けないと外出出来ない、周りの目が気になる等で逆にストレスになる場合もありますので、外出時など、上手にカツラをご利用ください。

Q

マッサージは育毛に効果的?

A

マッサージには、頭皮の緊張を緩め、頭皮の血流を良くするという働きがあります。子供の頃は頭皮にゆるみがありますが、年齢を重ねるとともに、頭皮が突っ張ってくる方は多いと思います。頭皮が柔らかいから脱毛しない…というわけではありませんが、軟らかいと血流もよくなりますし、そのためにはマッサージは大切です。爪を立てたり、あまりゴシゴシと強くマッサージしたりするとかえって脱毛につながりますので、ゆったりとした気持ちで優しくマッサージを行ってください。

Q

育毛剤ってどういうもの?

A

毛髪の成長を促すものを育毛剤といいます。育毛剤には、頭皮を正常に保ち、血行を促進して毛根の働きを活性させる為の成分が含まれています。

Q

育毛剤を選ぶポイントは?

A

やはり、個人差がありますので、「自分にあったもの」を使うことが大切です。ただし、全てを試して比較することは難しいため、選び方のひとつとして、「使用感をみる」というのがあります。長い間使い続けることが必要な育毛剤ですので、自分が気に入らない使用感のもの・肌に合わないもの・においが嫌なものは避けたほうがいいでしょう。

Q

お酒が大好きです。育毛の妨げになりますか?

A

お酒の飲み過ぎは育毛の妨げになります。とにかく、「飲みすぎ」はよくありません。理由は、
(1)過度の飲酒は血液循環が悪くなる。
(2)アルコールばかりとって食事をとらないと必要な栄養が摂れない。
(4)胃腸を壊したりすると、栄養状態が悪くなる。
などがあげられます。
全身の栄養状態が悪いと毛根にも必要な栄養分を行き渡らせることができませんから、ストレス発散程度に少量嗜むくらいなら大丈夫です。ただし、くれぐれも飲みすぎにはくれぐれも気をつけましょう。

Q

シャンプーはいつするのがいいの?

A

シャンプーは、朝より夜行うことをお勧めします。それは、髪の毛が活発に増殖するのが夜10時から夜中の2時頃で、この時間帯に頭皮を清潔にしておくことが大切だからです。また、朝はどうしても忙しくて「すすぎ残し」の可能性がありますので、出来れば洗髪は夜に行いましょう。

Q

シャンプーすると余計に毛が抜ける気がして心配なのですが…?

A

シャンプーして抜け毛が「増える」ということはありません。反対に洗わずにいて頭皮を不潔にするほうが抜け毛の原因になります。髪の毛には一定の寿命があり、どうしてもシャンプーやブラッシング時には「寿命を終えた毛」が抜けおちます。そのため、シャンプー時に抜け毛が多いように思えるのですが、それは「抜け毛が増えた」というわけではありません。適度な間隔で洗髪を行うことを心がけましょう。

Q

髪を育てるためにお勧めの運動は?

A

血流をよくする効果の高い「有酸素運動」がお勧めです。過度の負担をかけないように、酸素を取り入れながら一定時間以上続けて行います。筋肉を動かし次々と体脂肪を効率よく燃焼します。代表的な運動として、ジョギングやサイクリング、水中歩行などが挙げられます。有酸素運動としての効果を得るためには、最低15~30分間運動を持続することが必要とされています。

Q

海で泳ぐ際に髪の毛で気をつけることは何でしょう?

A

海辺では、紫外線による髪の日焼けと熱による乾燥、そして海水の塩分が原因で髪がダメージを受けます。髪が変色したり、パサつきやごわつきを感じることもあります。海では帽子をかぶり、行った後は、保湿性の高いリンスでケアしましょう。パサつきが気になる場合はトリートメントや、蒸しタオルを巻いて数分間放置したりといったことも方法のひとつです。

Q

育毛剤は、髪に付けるのですか?

A

育毛剤は、頭皮につけるものです。分け目をきちんと作り、なるべく髪にはつかないように付けるようにしてください。頭皮でなく、髪に多くつくと効果が半減します。ヘアピンなどで髪を固定してつけると上手に付けられます。

Q

育毛剤は液体なので、たれてきたりして付けにくいのですが、コットンで付けても大丈夫?

A

コットンで育毛剤をつけることは控えてください。なぜなら、コットンにしみこませてパッティングすると、頭皮ではなく髪の毛の部分に育毛剤が多くつくことになり、肝心の頭皮に育毛剤が付きにくいからです。

Q

髪がぬれてても育毛剤を付けていいの?

A

必ず頭皮の水分をよくふき取って乾かした状態でご利用ください。洗髪後など、髪や頭皮がぬれていると毛穴に水分がたまってしまい、育毛剤を使用しても奥へと浸透しにくくなります。

Q

育毛剤を使うだけで育毛効果が?

A

育毛剤は、「使うだけ」で必ずしも効果が出るものではありません。いくら育毛剤で頭皮に栄養を与えても、生活習慣が不規則だったり、シャンプーの方法が誤っていたりして頭皮のケアが正しく出来ていないと髪は元気になりません。基本的な食事や運動等の生活習慣を守った上で育毛剤を使うことが大切です。

Q

友達が「育毛剤を使ってよかった」と言っていました。良いといわれている育毛剤を使うと誰でも効果が期待できますか?

A

育毛剤の効果には個人差があります。育毛剤の成分に違いがありますので、自分の脱毛タイプにあった育毛剤を利用することが大切です。特に、男性と女性とでは脱毛のメカニズムが異なります。できれば、男性は男性、女性は女性用の育毛剤を使うと効果的です。

Q

育毛剤を使って1ヶ月が過ぎます。効果が出ているのかいないのか…?いつまで待てばいいのですか?

A

育毛剤の効果があらわれるまでには時間がかかります。髪の毛は、産毛の場合1ヶ月に1mm、成長した毛で1ヶ月に1cmしか伸びません。つまり、髪の毛が伸びることを実感できるまでには必然的に時間がかかるのです。早い方ですと、3ヶ月~半年で何らかの変化を実感されるようですが、一般的に育毛剤の効果には1年間はかかるといわれています。

Q

育毛剤は、つけるのを忘れてしまいがちですが、それでも効果はあるの?

A

育毛剤は毎日きちんと継続することが大切です。食べ物を毎日食べないと身体の調子が悪くなるように、育毛剤も毎日続けないと頭皮へ栄養が行き届きません。

Q

育毛に適した髪型ってあるの?

A

できれば、短い髪型がお勧めです。長い髪はもつれやすいため、ブラッシング時に髪と頭皮に負担をかけてしまいがちです。また、髪の重みで分け目が目立つことも。ショートヘアならそういう心配も解消され、ヘアケアも手軽に行えます。ただ、「自分の好きな髪形でいたい」という気持ちは大切ですよね。

Q

「たたくと生える」って本当?

A

激しくたたくのは厳禁です。正しいマッサージは育毛によい効果をもたらしますが、患部をはげしくたたいたりこすったりすると、余計に悪化することもありますのでご注意ください。

Q

髪をブラシでたたくと育毛効果があるのでしょうか?

A

髪をブラシでたたくのは、刺激が強すぎて頭皮を傷つけるおそれがありますので、お勧めできません。血流増進のためには、たたくよりも指でやさしくマッサージするほうがお勧めです。

Q

いつも同じところから髪を分けています。よくないでしょうか?

A

分け目は時々変えることをお勧めします。同じところで分けているとその部分の毛根に負担がかかり、抜けやすくなるからです。

Q

ボリュームを出すため、髪を下から上へブラッシングしています。やはりよくないでしょうか?

A

髪の毛のキューティクルは、根元から毛先に向かって並んでいるので、必ずその流れに沿ってブラッシングしましょう。逆毛をたてるのもおすすめしません。

Q

外食やコンビニ弁当、インスタント食が多いですが、髪にも影響が?

A

栄養バランスの悪い食事は髪への影響も大きいです。カロリーが高く、どうしてもバランスが悪くなりがちになります。できるだけ外食やコンビニ、インスタント食は育毛のためには控えたほうが無難。どうしてもの時は、塩分を控え、良質のタンパク質を中心にバランスよく食べられるメニューを上手に選ぶなどの工夫しましょう。

Q

どんな場合を若白髪と言うのですか?

A

個人差はありますが、日本人の平均的な白髪の発生年齢は30代半ばと言われており、それより下の20代で、すでに白く見える毛髪のことを一般的に若白髪と言います。原因は老化現象による白髪と同じく、ほとんど分かっていませんが、病気や薬物の副作用が原因の場合もあるようです。

Q

髪におすすめのサプリメントを教えてください。

A

髪はたんぱく質から出来ていますので、たんぱく質を摂るのは大切なことですが、ミネラルやビタミンはたんぱく質を合成するために不可欠のものですので、髪にはなくてはならない栄養素です。
サプリメントは栄養を手軽に補え、大変便利なものですが、栄養の基本は毎日の食事です。サプリメントはあくまで補助とし、出来る限り毎日の食事で栄養を摂るようにしましょう。また、これがいいからと偏った摂り方ではなく、バランスよく栄養素を摂ると同時に、規則正しい生活習慣を心がけて頭皮の健康を保つことが大切です。

Q

育毛剤を使って髪の状態が良くなりました。使用をやめようと思っていますが、どうでしょうか。

A

髪は栄養を与え続けることが大切です。育毛剤の効果により、毛に栄養が行き届くようになっているので髪の状態が良くなっていますが、やめられてしまっては、時間とともに栄養を送ることが出来なくなるために、徐々に元に戻る可能性が大きくなります。使用をやめてしまうのではなく、継続しての使用をお勧めします。

Q

育毛剤は一度にたくさん使えば、それだけ効果も高いのでしょうか?

A

頭皮が吸収できる量には限界がありますので、一度にたくさんつけたとしても、育毛剤の効果が高くなるということはありません。決められた量を、毎日朝晩きちんと続けるようにしましょう。

Q

育毛剤の効果を見るには最低3~4ヶ月使用と聞きますが、なぜでしょうか。

A

毛周期と言う、髪が生まれ変わる周期がありますが、その期間にあわせて考えた場合、新しい髪が生えてくるまでに3~4ヶ月かかるといわれています。そのため、育毛剤の効果が髪の毛に現れるまで、それと同じだけの期間必要となります。目に見えて効果が現れるまでには6ヶ月くらいかかりますから、半年を一区切りとして気長に使いましょう。
もちろん個人差はありますが、1ヶ月程度で効果がないからと育毛剤を変えてしまっては、どれも効果がないということになりかねません。

Q

遺伝のせいか、髪が薄くなっている気がします。遺伝の薄毛は元に戻らないのでしょうか。

A

遺伝をするのは「薄毛」ではなく、「薄毛になりやすい体質」です。さらに後天的な要素(生活習慣・食生活・過度のヘアケア等)が加わって薄毛になりますので、遺伝だけが原因ではありません。
むしろ遺伝よりも生活習慣などの後天的な要素の方が薄毛の要因としては大きいといえますので、日頃の生活習慣等によっては、薄毛の予防や改善は十分に可能です。遺伝だからとあきらめずに、しっかりとケアをしましょう。

Q

育毛剤には男性用、女性用とありますが、やっぱりそれぞれに合わせた方が効果的なのでしょうか。

A

その通りです。男性は男性ホルモン、女性は過度のヘアケアや加齢などのように、男性と女性では薄毛の原因そのものが違います。そのため、やはりそれぞれの症状にあった育毛剤を使用することをお勧めします。

Q

太っていると薄毛になりやすいと言うのは本当ですか?

A

肥満と薄毛には直接の関係はありませんが、過度のカロリー摂取と運動不足で太っている場合は、新陳代謝が鈍っており、薄毛になりやすい体質と言えます。
新陳代謝能力が低下すると、毛髪の成長が鈍くなり、薄毛の原因となります。毎日少しずつでも、運動の習慣を身につけましょう。

Q

育毛剤をつける場所によって、効果の現れ方が違うように思うのですが…

A

髪の毛1本1本には、栄養を供給する「毛根」がありますが、発毛のタイミングの違いから、同じようにケアをしても、場所ごとに効果の違いが出てくる場合があるようです。
また、髪が成長するのに必要とする栄養の量も、毛根によって異なります。特に気になる部分には育毛剤を多めにつけるようにしましょう。

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