2017.04.19

春の育毛シーズンに突入!男女の薄毛の違いを知りましょう

春の育毛シーズンに突入!男女の薄毛の違いを知りましょう

育毛の手応えが、グンと実感できる季節がやってきました。お手入れを強化する前に、知っておきたいのが、自分の薄毛の特徴です。
女性の場合、男性の薄毛に比べて脱毛の程度が軽く、改善しやすい傾向にあります。
今いちど男女の薄毛の違いを学び、育毛シーズンに大きな成果を上げましょう。

男性は女性より遺伝的要素が強い

男女関係なく年齢を重ねると増えてくる頭髪の悩み。男性の場合は、毛根部の細胞が男性ホルモンに弱いという、遺伝的要因が大きいと考えられています。額や頭頂部から部分的に薄くなりますが、いずれも毛髪がうぶ毛化して抜け落ち、頭皮が完全に露出してしまうのが特徴です。女性の場合は、遺伝的要因ほか、加齢、過度のヘアケア(パーマ・毛染め)、ストレス、ダイエットなどの複合的な要因によって毛が細くなり、頭頂部を中心に地肌が透けて見えるようになります。広範囲に均一に広がり、分け目やつむじが目立つようになり、全体的にボリュームがなくなっていきます。

女性は髪がなくなることはない

男性の薄毛は、男性ホルモンの影響が大きいため、一度抜け落ちると新しい髪が生えにくくなってしまいます。一方、女性の薄毛も女性ホルモンの影響を受けますが、メカニズムの違いから、男性のようにつるつる状態になることはありません。例えば、女性ホルモンの減少によって起こる、更年期以降の薄毛もそのひとつ。女性ホルモンであるエストロゲンには、毛髪の成長期を持続させる働きがあり、減少すると髪が細くなったり、毛穴から出る毛の本数が減ったりします。また、閉経によって男性ホルモンが優位になることがありますが、それでも男性より量が少ないため、大量に脱毛することはないでしょう。

女性の薄毛にあきらめは無用

女性の薄毛は、男性とは原因や特性が異なるため、お手入れは女性に合った方法で行いましょう。ポイントは、効果のある育毛剤と生活習慣の改善。男性に比べて遺伝的影響が少ないので、豊かな髪を取り戻す可能性は十分あります。とくに、年齢を重ねてホルモンバランスが落ち着いた女性は、薄毛が改善しやすい傾向にあります。育毛剤で頭皮にしっかり栄養を与え、バランスの良い食事と適度な運動を心がけましょう。髪に良い生活は体に良い生活でもあります。いくつになってもあきらめず、明るい気持ちで育毛に取り組んでください。

育毛専門医 桑名博士
1954年高知県生まれ。名古屋大学医学部卒。医学博士。
シャーレ内での毛包細胞培養に成功後、各種育毛剤を開発する。皮膚科部長を務めた高知赤十字病院時代は日本でも珍しい「育毛外来」を開設。現在は桑名皮フ科院長。日本医学育毛協会理事、日本臨床毛髪学会評議員。